Billboard Classics

Concert informtionコンサート情報

イメージ

billboard classics 玉置浩二 LEGENDARY SYMPHONIC CONCERT 2025 "ODE TO JOY"

友よ歌え、歓喜に満ちあふれた歌を。

シリーズ10周年となる玉置浩二とビルボードクラシックスによるコンサートツアーは、初開催となる石川、山形、香川を含む全国15都市で開催。ツアーファイナルでは、シリーズ最初の公演を飾った大友直人と東京フィルハーモニー交響楽団との共演による日本武道館公演が実現。数多の名演が生まれた武道館の地に新たな歴史が刻まれる。

交響曲第9番で史上初となる合唱つきの交響曲を作曲したベートーヴェンは、シラーの詩「歓喜に寄せて(Ode to Joy)」の前に自らの言葉を付け加えた。「おお友よ、私たちはもっと歓喜に満ちあふれた歌を歌おうではないか」。稀代の作曲家が生み出した最後の交響曲は、人類の悠久の調和を謳い、歴史の転換点の数々を見つめてきた。 玉置が作曲した「歓喜の歌」は、太陽の塔のもとで共演したバルカン室内管弦楽団の活動を指揮者栁澤寿男が綴った著作から採られたタイトルでもあり、愛と平和を希う本コンサートツアーの冒頭に必ず演奏されている作品である。

今年もまたシンフォニックコンサートツアーが幕を開ける。音楽のチカラを信じ、大いなる夢と希望をふたつの歓喜の歌に乗せて、玉置浩二とオーケストラによる新しい旅がはじまる。 

 

公演スケジュール

2025年3月2日(日) 開場17:00 開演18:00 会場 : Bunkamuraオーチャードホール
2025年3月10日(月) 開場17:00 開演18:00 会場 : 福岡サンパレスホテル&ホール コンサートホール
2025年3月11日(火) 開場17:00 開演18:00 会場 : 福岡サンパレスホテル&ホール コンサートホール
2025年3月14日(金) 開場17:00 開演18:00 会場 : 熊本城ホール メインホール
2025年3月22日(土) 開場16:00 開演17:00 会場 : フェスティバルホール
2025年3月23日(日) 開場15:00 開演16:00 会場 : フェスティバルホール
2025年3月28日(金) 開場17:00 開演18:00 会場 : 石川県立音楽堂 コンサートホール
2025年4月5日(土) 開場16:00 開演17:00 会場 : NHKホール
2025年4月6日(日) 開場15:00 開演16:00 会場 : NHKホール
2025年4月10日(木) 開場17:15 開演18:00 会場 : 兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール
2025年4月11日(金) 開場17:15 開演18:00 会場 : 兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール
2025年4月24日(木) 開場17:00 開演18:00 会場 : 那覇文化芸術劇場なはーと 大劇場
2025年4月25日(金) 開場17:00 開演18:00 会場 : 那覇文化芸術劇場なはーと 大劇場
2025年5月2日(金) 開場17:00 開演18:00 会場 : やまぎん県民ホール 大ホール
2025年5月10日(土) 開場16:00 開演17:00 会場 : 愛知県芸術劇場 大ホール
2025年5月11日(日) 開場15:00 開演16:00 会場 : 愛知県芸術劇場 大ホール
2025年5月17日(土) 開場16:00 開演17:00 会場 : 札幌文化芸術劇場 hitaru
2025年5月18日(日) 開場15:00 開演16:00 会場 : 札幌文化芸術劇場 hitaru
2025年5月24日(土) 開場16:00 開演17:00 会場 : レクザムホール(香川県県民ホール)大ホール
2025年5月26日(月) 開場17:00 開演18:00 会場 : 広島文化学園HBGホール
2025年5月29日(木) 開場17:00 開演18:00 会場 : ベネックス長崎ブリックホール 大ホール
2025年6月4日(水) 開場17:00 開演18:00 会場 : アクトシティ浜松 大ホール
2025年6月10日(火) 開場17:00 開演18:00 会場 : 水戸市民会館 グロービスホール(大ホール)
2025年6月17日(火) 開場16:30 開演18:00 会場 : 日本武道館
2025年6月18日(水) 開場16:30 開演18:00 会場 : 日本武道館

チケット情報・購入


<料金>

S席15,000円 A席11,000円(全席指定・税込)
※特典付き ※未就学児入場不可

エリア図面はこちら

----------------------------

○チケット購入に関しての注意事項
※本公演は特定興行入場券(特定チケット)として販売いたします
※主催者の同意なく有償で譲渡することは禁止します
※複数枚の購入であっても、主催者が別途、同行者の氏名等を確認することを妨げるものではありません
※本ツアーの先行販売分はすべて【電子チケット】でのご入場となります
※ご入場にはおひとり様につき1台のスマートフォンが必要となり、チケット受取の際に「チケプラ」アプリをインストールしていただきます
※全公演おひとり様2枚までのお申し込みとなります
※”抽選”と記載のある先行販売については、当選は先着順ではありません。座席番号についても申し込み順ではなく、すべて抽選で決定します
※各種先行販売で完売した公演は、一般発売を行わない場合がございます
※先行販売において、2枚申込の場合、申込時に同行者を指定する必要がございます
※チケット購入の際は、必ず公式サイトに掲載している注意事項をご確認の上、チケットをお求めください。

※主催者公認のチケットリセールサービスとして、チケプラにて公式チケットトレードを⾏います。

チケット受け取り⽅法、チケットトレードの詳細につきましては、下記チケプラ特設ページをご確認ください。
※本ツアーの先⾏販売分はすべて【電⼦チケット】でのご⼊場となります。申込者様・同⾏者様それぞれにチケットを表⽰するため、お1⼈様につき1台のスマートフォンが必要です。

【下記4先行でご購入の場合】
・玉置浩二・安全地帯公式FC「Cherry」会員先行(抽選)
・ビルボードライブ法人会員先行(抽選)
・ビルボードライブ「Club BBL」会員先行(抽選)
・玉置浩二&安全地帯オフィシャルサイト先行(抽選)
https://tixplus.jp/feature/tamaki_classics2025_dticket/
※上記4先行で購入したチケットは<顔認証システム導入>の電子チケットでのご入場となります。申込者様・同行者様それぞれ、顔写真登録が必要です
※顔写真の登録が無い場合には、ご入場ができません。
※顔写真の審査完了までにお時間をいただく場合がございますので予めご了承ください。
顔写真登録に関しては下記よりご確認ください。
https://tixplus.jp/feature/tamakikoji_dticket/facepicture.html

【上記4先行以外でご購入の場合】
https://tixplus.jp/feature/tamaki_classics2025_dticket2/

<ご来場のお客様へのお願い:https://billboard-cc.com/notice/

----------------------------

玉置浩二・安全地帯公式FC「Cherry」会員先行(抽選)
2024年11月15日(金)10:00 ~ 2024年11月27日(水)23:59
https://saltmoderate.com/feature/entry

----------------------------

ビルボードライブ「Club BBL」会員先行(抽選)
2024年11月29日(金)15:00 ~ 2024年12月3日(火)23:59
https://l-tike.com/st1/tamaki2025-bbc-bbc-k

※URLは予約開始時から有効となります。

※エントリー対象となるClubBBL会員は
【2024年11月27日(水)23:59まで】にご入会、会員継続手続きが完了された方となります。

● ご登録確認について ●
2024年7月2日より、阪急阪神グループ共通ID(HH cross IDまたは宝塚歌劇共通ID)でのログインが必要になりました。
以下URLより、HH cross IDへの移行がお済みの方の【ログイン】よりお進みいただき、
ご登録ステータスが【Club BBL会員】であるかをご確認ください。

https://www.billboard-live.com/mypage

・2024年6月30日までにClub BBL会員にご入会の方で、移行手続きがお済みでない場合は、【移行開始】よりお進みください。
・新規ご入会の方は【新規登録】よりお進みください。

●ご注意ください●
※Club BBL会員年会費のご返金はいかなる場合でも承っておりませんので予めご了承ください。
※座席位置に関してのお問合せはご遠慮ください。
※ビルボードライブ電話センターでのチケット販売はございません
※ゲスト会員ではエントリーできませんのでご注意ください。

※ClubBBL会員ご登録に関するお問合せ
 ClubBBL事務局:03-3479-4141(平日12:00~17:00)
※電話番号の前に「186」を付けてダイヤルするなど、電話番号を通知しておかけください。

----------------------------

玉置浩二・安全地帯オフィシャルサイト先行(抽選)
2024年11月29日(金)15:00 ~ 2024年12月8日(日)23:59
https://saltmoderate.com/

----------------------------

ローソンチケット独占先行(抽選)
2024年12月11日(水)10:00 ~ 2024年12月15日(日)23:59
https://l-tike.com/tamaki2025-bbc/

----------------------------

〈お問合せ〉
【東京】【茨城】
キョードー東京 0570-550-799(11:00~18:00/土日祝10:00~18:00)
【福岡】【熊本】【長崎】
キョードー西日本 0570-09-2424(11:00~15:00/日祝休)
【大阪】【兵庫】【香川】
キョードーインフォメーション 0570-200-888(11:00~18:00/日祝休)
【石川】FOB金沢 076-232-2424(11:00~17:00/土日祝休)
【沖縄】PMエージェンシー 098-898-1331(11:00~15:00/金土日祝休)
【山形】エドワードライヴ 022-266-7555(11:00~15:00/土日祝休)
【愛知】サンデーフォークプロモーション 052-320-9100(全日12:00~18:00)
【北海道】道新プレイガイド 0570-00-3871(10:00~19:00/火曜定休)
【広島】YUMEBANCHI(広島) 082-249-3571(12:00~17:00/土日祝休)
【静岡】
サンデーフォークプロモーション静岡 054-284-9999(月~土/12:00~18:00)

----------------------------

コンサート概要

〈主催〉
ビルボードジャパン(阪神コンテンツリンク)
【北海道】北海道新聞社、エフエム北海道、道新文化事業社

〈共催〉
【山形】やまぎん県民ホール
【東京6/17,18】キョードー東京

〈企画制作〉
ビルボードジャパン(阪神コンテンツリンク)

〈後援〉
米国ビルボード、【沖縄】那覇市

〈特別協賛〉
【沖縄】株式会社日建ハウジング

〈出演〉
玉置浩二

〈指揮・管弦楽〉
【東京 3/2】指揮:大友直人 管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団
【福岡・熊本】指揮:栁澤寿男 管弦楽:九州交響楽団
【大阪】指揮:円光寺雅彦 管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
【石川】指揮:栁澤寿男 管弦楽:オーケストラ・アンサンブル金沢
【東京 4/5,6,6/17,18】
指揮:大友直人 管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
【兵庫】指揮:湯浅卓雄 管弦楽:大阪交響楽団
【沖縄】指揮:大友直人 管弦楽:琉球交響楽団
【山形】指揮:大友直人 管弦楽:山形交響楽団
【愛知】指揮:田中祐子 管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
【北海道】
指揮:田中祐子 管弦楽:ビルボードクラシックスオーケストラ with SORA
【香川】指揮:大友直人 管弦楽:瀬戸フィルハーモニー交響楽団
【広島】指揮:円光寺雅彦 管弦楽:広島交響楽団
【長崎】指揮:田中祐子 管弦楽:九州交響楽団
【静岡】指揮:大友直人 管弦楽:セントラル愛知交響楽団
【茨城】指揮:大友直人 管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

プロフィール
イメージ

玉置浩二

1958年生まれ。北海道出身のシンガーソングライター。1982年バンド「安全地帯」としてデビュー。「ワインレッドの心」、「恋の予感」、「悲しみにさよなら」など80年代の音楽シーンを席巻。ソロ活動で作詞も手がけ始め、「田園」「メロディー」をはじめとする多くのヒットを生み出す。 2012年には、オリジナルレーベル「SALTMODERATE」を発足。安全地帯とソロの活動を並行して行いながら、2014年、7年ぶりとなるオリジナル・ソロ・アルバム『GOLD』、そして同じ時代を共有してきたアーティストの名曲を歌ったアルバム『群像の星』をリリース。2015年・2016年、国内外の主要オーケストラと共演するビルボードクラシックス公演を実施。2016年6月、バルカン特別編成交響楽団に管弦楽作品「歓喜の歌」を謹呈。2017年、ソロデビュー30周年そして安全地帯デビュー35周年というダブルアニバーサリーイヤーでは、日本武道館で開催した安全地帯35周年記念ライブでは2日間で2万5000人の動員を記録した。2018年・2019年もオーケストラ公演、ソロツアーと精力的に活動。2019年11月安全地帯として約30年ぶりのスタジアムライブ「安全地帯  IN  甲子園球場 さよならゲーム」を敢行、3万8000人を動員し、圧倒的なボーカル力で観客へ感動をもたらした。2020年12月、6年ぶりとなるニューアルバム『Chocolate cosmos』リリース。第71回NHK紅白歌合戦に24年ぶりの出場を果たし、オーケストラとともに披露した「田園」は、熱い感動とともに全国で大きな反響を呼んだ。

オフィシャルサイト https://saltmoderate.com/

イメージ

大友直人(指揮)

桐朋学園大学在学中にNHK交響楽団を指揮してデビュー以来、日本の音楽界をリードし続けている。

これまでに日本フィルハーモニー交響楽団正指揮者、大阪フィルハーモニー交響楽団専属指揮者、東京交響楽団常任指揮者、京都市交響楽団常任指揮者、群馬交響楽団音楽監督を歴任。現在は東京交響楽団名誉客演指揮者、京都市交響楽団桂冠指揮者、琉球交響楽団音楽監督、高崎芸術劇場芸術監督、瀬戸フィルハーモニー交響楽団ミュージックアドバイザー。

東京文化会館の初代音楽監督として東京音楽コンクールの基盤を築いたほか、海外オーケストラからも度々招かれており、ハワイ交響楽団には20年以上にわたり定期的に招かれている。

小澤征爾、森正、秋山和慶、尾高忠明、岡部守弘らに学ぶ。NHK交響楽団指揮研究員時代にはW.サヴァリッシュ、G.ヴァント、F.ライトナー、H.ブロムシュテット、H.シュタインらに学び、タングルウッド・ミュージックセンターではL.バーンスタイン、A.プレヴィン、I.マルケヴィチからも指導を受けた。

大阪芸術大学教授、東邦音楽大学特任教授。京都市立芸術大学、洗足学園大学各客員教授。


©Rowland Kirishima

イメージ

栁澤寿男(指揮)

2005-2007年、マケドニア旧ユーゴ国立歌劇場首席指揮者。
2007年、国連コソボ暫定行政ミッション下のコソボフィル首席指揮者に就任。同年、旧ユーゴの民族共栄を願ってバルカン室内管弦楽団(以下BCO)を設立。ジュネーブ国連欧州本部総会議場をはじめ、ウィーン、ニューヨーク、ベオグラード、サラエボ等でのWorld Peace Concertを開催し、パスカル・ロジェ、ペーテル・ヤブロンスキー、諏訪内晶子の各氏等と協演。2022年10月には、ローマ・パルコ・デッラ・ムジカにおいて、BCOにローマ歌劇場管弦楽団等のメンバーを加え、またコリア・ブラッハー氏をソリストに迎え開催。2019年、コソボの芸術・文化の発展とオーケストラを通した地域和平への尽力により「コソボ大統領勲章(文化功労賞)」を叙勲される。2024年、「日本国外務大臣表彰」受賞。また、ベオグラード国立歌劇場「ラ・ボエーム」やサンクトペテルブルク響、プラハ響等、国内外の多くのオーケストラに客演。現在、BCO音楽監督、コソボフィル首席指揮者、ベオグラード・シンフォニエッタ名誉首席指揮者、坂本龍一氏が音楽監督を務める震災復興のオーケストラ・東北ユースオーケストラ指揮者、京都フィルハーモニー室内合奏団ミュージックパートナー。著書に「バルカンから響け!歓喜の歌(晋遊舎)」。

©木之下晃

イメージ

円光寺 雅彦(指揮)

桐朋学園大学指揮科卒業。指揮を斎藤秀雄氏、ピアノを井口愛子氏に師事。ウィーン国立音楽大学に留学し、オトマール・スウィトナー氏に師事。
1981年9月に帰国後、東京フィルハーモニー交響楽団副指揮者に就任。1986年より同団指揮者となり、1991年3月までその任を務める。その後も1989年より1999年3月まで10シーズンにわたり仙台フィルハーモニー管弦楽団常任指揮者として、1998年5月より2001年4月まで札幌交響楽団正指揮者として、2011年4月から2019年3月までは名古屋フィルハーモニー交響楽団正指揮者として、数多くの公演をともにしながらオーケストラの飛躍的な発展に貢献してきた。
NHK交響楽団、読売日本交響楽団、東京交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、広島交響楽団、九州交響楽団をはじめとするほとんどの国内オーケストラ、海外では1992年スメタナホールにおけるプラハ交響楽団定期演奏会への客演をはじめ、1994年BBCウェールズ交響楽団、1995年ノルウェーのベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団、1998年1月フランス・ブルターニュ管弦楽団に客演。深い音楽性と適確な指揮、トークを交えた誰にでも親しめるコンサートで多くの聴衆を魅了している。
近年では玉置浩二、石丸幹二、中村雅俊など各界を代表する歌手たちとのコラボレーションも積極的に行い、「NHK名曲アルバム」「おーいニッポン」「あなたが主役~音楽のある街で」「あなたの街で夢コンサート」「コズミック フロント☆NEXT」等の番組にも定期的に出演するなど、幅広い活躍を続けている。

 

 

イメージ

湯浅卓雄(指揮)

現在、最も国際的な活躍が目覚しい日本人指揮者の一人である湯浅卓雄は、大阪に生まれ、高校卒業と同時にアメリカに留学。シンシナティ大学音楽院作曲理論科を経て、ウィーン国立音楽大学指揮科でハンス・スワロフスキー、フランコ・フェラーラ、イーゴリ・マルケヴィッチ、ロヴロ・フォン・マタチッチに師事。
1976年 ウィーン・トンキュンストラー管弦楽団を指揮してデビュー。1979年 フィテルベルク国際指揮者コンクールに入賞するが、その際オーケストラが独自に特別賞を授与したことが話題となり、ワルシャワ国立フィル、ポーランド国立放送交響楽団などの定期演奏会に度々登場するなど、欧州各地で着実に実績を重ねる一方、1984年から5年間群馬交響楽団指揮者も務めた。
1989年から1994年までBBCスコットランド交響楽団首席客演指揮者、1997年から2005年まで英国・アルスター管弦楽団首席客演指揮者を務める一方、ロンドン・フィル、ロイヤル・リヴァプール・フィルをはじめとする英国の主要オーケストラや、ロイヤル・フランダース・フィル、オスロ・フィル、ラハティ響、ベルリン響、ザグレブ・フィル、シドニー響、ニュージーランド響などに度々客演。2010/11年シーズンの主な公演として、フランス国立管弦楽団、ブリュッセル・フィルハーモニー管弦楽団、ポルト国立交響楽団、オーフス交響楽団などが挙げられる。
海外での充実した活動に加え、日本国内にも度々帰国し、各主要オーケストラと共演を重ねている。
湯浅卓雄の演奏はBBCをはじめとする世界各国の放送などにおいても度々紹介されているが、EMIとの2枚のCDに加え、1996年からは、世界有数の流通量を誇る『ナクソス』と専属契約を結び、次々とリリースされるCDは注目を集めると同時に高い評価を獲得している。とりわけ、「日本作曲家選輯」では中心的な役割を担っている。

2007年井植文化賞文化芸術部門受賞。
東京藝術大学、演奏芸術センター教授を経て、東京藝術大学名誉教授。

©Peter  Devlin

 

 

イメージ

田中祐子(指揮)

平成30年度(第29回)五島記念文化賞オペラ新人賞受賞。
2020年度ローム ミュージック ファンデーション奨学生。
2018年4月−2020年8月、オーケストラ・アンサンブル金沢指揮者。
愛知教育大学教育学部音楽科卒業、同大学院修了。東京音楽大学指揮科に給費特待生として入学、卒業。東京藝術大学大学院指揮科修士課程首席修了。パリ・エコールノルマル音楽院オーケストラ指揮科高等ディプロム課程修了。東京国際コンクール「指揮」入選、ブザンソン国際指揮者コンクールのセミファイナリスト。2012年渡独。2013年クロアチア国立歌劇場リエカ管弦楽団に招かれ海外デビュー。NHK交響楽団をはじめ全国各地のオーケストラと共演。2015年藤原歌劇団「椿姫」でオペラデビュー、日本オペラ協会「よさこい節」「静と義経」などを経て、アクリエひめじオープニング・池辺晋一郎「千姫」(世界初演)では、第19回三菱U F J信託音楽賞奨励賞の受賞へと導いた。2023年9月には藤原歌劇団「二人のフォスカリ」(於:新国立劇場)を指揮、更に24年2月、日本オペラ協会公演、倉本聰原作、渡辺俊幸作曲による新作初演オペラ「ニングル」で成功を収め、2025年3月には「静と義経」新制作公演の指揮を託されるなど、オペラ指揮者としても着実に実績を挙げている。
2015-16-17年シーズンNHK交響楽団首席指揮者パーヴォ・ヤルヴィ公式アシスタント。
NHK-Eテレ「クラシック音楽館」、「らららクラシック」やNHK-FM「名曲アルバム」、日テレ「読響シンフォニックライブ」、テレ朝「題名のない音楽会」等、メディア出演多数。

イメージ

新日本フィルハーモニー交響楽団

1972年、小澤征爾、山本直純の「一緒に音楽をやろう!」という掛け声の下、自主運営のオーケストラとして創立。1997年、墨田区に移転。すみだトリフォニーホールを本拠地とし、日常の練習と公演を行うという日本初の本格的フランチャイズを導入。定期演奏会や特別演奏会の他、墨田区の学校の音楽授業、鑑賞教室、福祉施設等での演奏活動等、地域に根ざした演奏活動も精力的に行っている。
1999年、小澤征爾が桂冠名誉指揮者に就任、歴代の指揮者には、初代音楽監督・小泉和裕(1975年~1979年)、第2代音楽監督・井上道義(1983年~1988年)、第3代音楽監督・クリスティアン・アルミンク(2003年~2013年)、第4代音楽監督・上岡敏之(2016年~2021年)。その他、ダニエル・ハーディングがMusic Partner of NJP(2010年~2016年) 、インゴ・メッツマッハーがConductor in Residence(2013年~2015年)を務めた。新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラの音楽監督に久石譲(2004年~)、また新日本フィルのMusic Partner(2020年~)も務めている。受賞歴に2006年第3回三菱信託音楽賞奨励賞、2009年第18回三菱UFJ信託音楽賞、同年第22回ミュージック・ペンクラブ音楽賞等。
2023年4月より佐渡裕が第5代音楽監督に就任。街・ホール・オーケストラが一体となった音楽活動を行う。

公式ウェブサイト:www.njp.or.jp
公式ツイッター:@newjapanphil
公式Facebook:/newjapanphil
公式Instagram: /newjapanphil


写真©大窪道治

イメージ

九州交響楽団

1953年創立。のち財団法人化を経て2013年から公益財団法人となり、九州の常設オーケストラとしてアジアの交流拠点都市“福岡”に本拠地を置く。「九響ビジョン」に掲げる活動理念のもと、アクロス福岡での定期演奏会をはじめ、天神でクラシック、名曲・午後のオーケストラの自主公演の他、青少年向けのコンサート、オペラやバレエ、合唱との共演、ポップス、映画音楽、ファミリーコンサートなど内容は多岐に渡り、福岡県を中心に九州各地で年間約150回の演奏活動を行っている。2013年小泉和裕が音楽監督に就任。「ベルリオーズ/幻想交響曲」、「ベートーヴェン/交響曲第9 番」、「マーラー/交響曲第8番《千人の交響曲》」「マーラー/交響曲第3番」「マーラー/交響曲第2番《復活》」のCDをリリース。2024年に小泉は終身名誉音楽監督となり、首席指揮者に太田弦が就任。またミュージックアドバイザーに篠崎史紀が就任。これまでに、福岡市文化賞、西日本文化賞、文部大臣地域文化功労賞、福岡県文化賞を受賞。

イメージ

大阪フィルハーモニー交響楽団

1947年朝比奈隆を中心に「関西交響楽団」という名称で創立、1960年改称。創立から2001年までの55年に亘り朝比奈隆が音楽総監督・常任指揮者を務めた。大植英次音楽監督時代には「星空コンサート」「大阪クラシック」といった大型プロジェクトで注目を集め、2014~2016シーズンは井上道義を首席指揮者に迎え、「ショスタコーヴィチ/交響曲第4番」「交響曲第7番」「交響曲第11番」の録音で高い評価を得た。2018年4月、尾高忠明が音楽監督に就任。現在、フェスティバルホール(大阪・中之島)を中心に全国各地で演奏活動を展開している。2024年4月より、クラリネット奏者のダニエル・オッテンザマーがアーティスト・イン・レジデンスに就任。オーケストラとともに若い音楽家や子どもたちへの教育活動、充実の音楽づくりを目指す。
2017年度文化庁芸術祭・優秀賞受賞。2017・2018年度関西音楽クリティック・クラブ賞本賞、大阪文化祭賞を2年連続で受賞。2024年1月「ブルックナー/交響曲第7番」(尾高忠明指揮:2023年1月録音)を、2024年10月には最新盤となる「ブルックナー/交響曲第6番」(尾高忠明指揮:2024年1月録音)をフォンテックよりリリース。
公式Webサイト:https://www.osaka-phil.com

イメージ

オーケストラ・アンサンブル金沢

1988年、岩城宏之が創設音楽監督(現永久名誉音楽監督)を務め、多くの外国人を含む40名からなる日本最初のプロの室内オーケストラとして石川県と金沢市が設立。石川県立音楽堂を本拠地とし、北陸、東京、大阪、名古屋での定期公演など年間約100公演を行っている。シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭、ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノフェスティヴァルなど、音楽祭からの招聘を含む20度の海外公演を実施。設立時よりコンポーザー・イン・レジデンス(現コンポーザー・オブ・ザ・イヤー)制を実施、多くの委嘱作品を初演、CD化している。メジャーレーベルより90枚を超えるCDを発売。2022年9月より広上淳一がアーティスティック・リーダーを務める。
公式Webサイト:https://www.oek.jp/

イメージ

東京フィルハーモニー交響楽団

1911年創立。日本で最も長い歴史をもち、メンバー約160名、シンフォニーオーケストラと劇場オーケストラの両機能を併せもつ。名誉音楽監督チョン・ミョンフン、首席指揮者アンドレア・バッティストーニ、特別客演指揮者ミハイル・プレトニョフ。定期演奏会や「午後のコンサート」、オペラ・バレエ演奏、NHK他における放送演奏の他、各地での訪問コンサートや海外公演も積極的に行い、国内外から高い評価と注目を集めている。国民的番組『NHK紅白歌合戦』『クラシックTV』のほか2020~21年には『情熱大陸』『BS1スペシャル』などのドキュメンタリー番組にも登場。1989年よりBunkamuraオーチャードホールとフランチャイズ契約を締結。文京区、千葉市、軽井沢町、長岡市と事業提携を結び、各地域との教育的・創造的な文化交流を行っている。
公式Webサイト:https://www.tpo.or.jp/

イメージ

大阪交響楽団

1980年「大阪シンフォニカ-」として創立。創設者である、永久名誉楽団代表・敷島博子が『聴くものも、演奏するものも満足できる音楽を!』を提唱。いつも聴衆を“熱く”感動させるその演奏は、「魂の叫び」「情熱の音」と評されている。
2001年1月に、楽団名を「大阪シンフォニカ-交響楽団」に、2010年4月「大阪交響楽団」に改称した。2022年4月、新指揮者体制として、山下一史(常任指揮者)、柴田真郁(ミュージックパートナー)、髙橋直史(首席客演指揮者)の3名が就任、さらなる楽団の飛躍が期待されている。
2006年4月、大和ハウス工業株式会社 代表取締役会長/CEO(当時)樋口武男氏が運営理事長を経て、2018年11月公益社団法人大阪交響楽団理事長に就任。2020年10月に大和ハウス工業株式会社 代表取締役社長/CEO 芳井敬一氏に理事長をバトンタッチした。
楽団公式ホームページ(https://sym.jp

©飯島隆

イメージ

琉球交響楽団

NHK交響楽団で首席トランペット奏者を務めた祖堅方正が1990年に沖縄県立芸術大学教授に就任し、郷里で教鞭をとることになったことからはじまる。沖縄では実力の高い奏者でもプロとして活動するための受け皿がなく、卒業後は他の都道府県に出ていかざるを得ないことを憂いた祖堅は、沖縄にプロのオーケストラを立ち上げたいという思いを募らせ、2001年に琉球交響楽団が創設された。
定期演奏会ほか、小中高校での音楽鑑賞会や世界のウチナーンチュ大会、沖縄本土復帰記念事業など、演奏の機会は多岐にわたる。2016年大友直人が音楽監督に就任。2021年にはサントリーホールにて初の東京公演を、翌2022年にはシンフォニーホールで初の大阪公演を開催した。県民に親しみ愛され、国際色豊かな沖縄県の顔となる交響楽団を目指し活動している。

公式Webサイト:https://www.ryukyusymphony.org/

イメージ

山形交響楽団

1972年、東北初のプロオーケストラとして誕生。東京・大阪での「さくらんぼコンサート」など年間150 回に及ぶ公演を実施している。
2007年から2015年まで「アマデウスへの旅」(モーツァルト交響曲全曲演奏会)を開催し、2017年「モーツァルト交響曲全集」CDを発売。2008年アカデミー賞映画「おくりびと」に出演。2020年より「ベートーヴェン交響曲全曲演奏会」を開催し、全集DVD制作とインターネット配信で新たな魅力を発信している。2022年、創立50周年を迎えた。2023年12月からは動画配信サービス「U-NEXT」での映像配信を開始。
常任指揮者 阪哲朗、首席客演指揮者 鈴木秀美、ミュージックパートナー ラデク・バボラーク、創立名誉指揮者 村川千秋、桂冠指揮者 飯森範親。
公式Webサイト https://www.yamakyo.or.jp/

イメージ

ビルボードクラシックスオーケストラ with SORA

新しい音楽を開拓する意思のもと、関東・関西の主要オーケストラから選抜した俊英演奏家たちが集結したビルボードクラシックスオーケストラとSORA(元札幌交響楽団・首席オーボエ奏者 岩崎弘昌氏によって2008年春に結成された演奏団体)による特別編成オーケストラ。これまでに、玉置浩二、山崎育三郎など多くのビルボードクラシックス公演に出演、シンフォニーオーケストラと劇場オーケストラの両機能を併せもつと同時に、ダイナミックで華麗なビルボードクラシックスの特有の音楽表現に挑む。

イメージ

瀬戸フィルハーモニー交響楽団

四国のオーケストラとして定期演奏会をはじめ自治体、企業などへの出張演奏や県内外の文化団体との共演など多彩な演奏活動を展開している。小・中学校を訪問しての音楽教室では音楽の楽しさを体感できる企画や、高松国際ピアノコンクールホストオーケストラとしての活動を通じて音楽人口の拡大に取り組んでいる。
NPO法人として2001年(平成13)11月に設立。2009年(平成21)4月一般社団法人。2010年(平成22)1月公益社団法人に移行。2014年(平成26)10月香川県文化芸術選奨受賞。2016年(平成28)6月(公社)日本オーケストラ連盟に準会員として加盟。団員約60人。

イメージ

広島交響楽団

国際平和文化都市“広島”を拠点に“ Music for Peace~音楽で平和を~”を旗印として活動するプロオーケストラ。2017年より下野竜也が音楽総監督を務め、その意欲的な音楽づくりが注目を集めている。クリスティアン・アルミンクが首席客演指揮者、秋山和慶が終身名誉指揮者を務めるほか、ウィーン・フィル、コンサートマスターのフォルクハルト・シュトイデをミュージック・パートナーに、細川俊夫をコンポーザー・イン・レジデンスに迎えている。また、ピアニスト、マルタ・アルゲリッチには2015年の「平和の夕べ」コンサートでの共演をきっかけに広響「平和音楽大使」の称号を贈り、相互に平和を希求する音楽活動を続けている。
1963年「広島市民交響楽団」として設立、1970年に「広島交響楽団」へ改称。学校での音楽鑑賞教室や社会貢献活動にも積極的に取り組み、地域に根差した楽団として「広響」の愛称で親しまれる。1991年の「国連平和コンサート」(オーストリア)での初の海外公演以降、チェコ、フランス、ロシア、韓国、そして2019年にはポーランド・ワルシャワでの「ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭」に招かれ、ヒロシマのメッセージを音楽で海外へも発信。これまでに「文化対話賞(ユネスコ)」「広島市民賞」「ENEOS音楽賞」ほか受賞歴多数。  
公式Web http://hirokyo.or.jp/

イメージ

セントラル愛知交響楽団

1983年ナゴヤシティ管弦楽団として発足。岩倉市との音楽文化普及事業委託契約による事業補助を受け1997年に現名称に改名。2009年一般社団法人となり、2021年4月に愛知県より認定を受け公益社団法人となる。2023年に創立40周年を迎えた。2019年4月から常任指揮者に名古屋出身の角田鋼亮が就任(2024年4月より音楽監督)。名誉音楽監督にレオシュ・スワロフスキー、桂冠指揮者に小松長生、特別客演指揮者に松尾葉子、首席客演指揮者に齊藤一郎、正指揮者に古谷誠一を擁し活動を行う。定期演奏会、コンチェルトの夕べ、第九、超!有名曲シリーズ、Wコンチェルトシリーズの他、2023年より新たにオペラセミステージシリーズを展開。バレエ、オペラ等の依頼公演にも数多く出演する。海外では2007年中国内蒙古自治区、2009年タイ・バンコク(文化庁国際交流支援事業)、2017年韓国・釜山(釜山マル国際音楽祭)で公演し成功を収める。
2015年半田市と音楽文化振興の協定、2019年一般財団法人稲沢市文化振興財団とも協定を締結。1996年「平成7年度愛知県芸術文化選奨文化賞」、2005年「平成16年度名古屋市芸術奨励賞」、2007年「第2回名古屋音楽ペンクラブ賞」受賞。
公式ホームページ:https://www.caso.jp/

back to list