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<ライブレポート>ビルボードクラシックスフェスティバル2024 豪華ラインナップによる極上の音楽体験

2月4日、すみだトリフォニーホール大ホール、2月21日、兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホールにて【billboard classics festival 2024】が開催された。

シリーズ9年目となる本公演には、ビルボードクラシックス初出場となった松崎しげるに加え、八神純子、大黒摩季、小柳ゆき、石崎ひゅーいという豪華ラインナップが集結。昨年のビルボードクラシックス10周年フェスティバルでも指揮を務めた齋藤友香理が、本公演でも指揮を執る。

コンサートのオープニングを飾るのは、出演者全員の代表曲を織り交ぜた、今回のフェスティバルのために書き下ろされた「Overture」。時代を超えて愛される数々のメロディを耳にすると、これから出てくる豪華アーティスト達への期待が高まっていく。

「Overture」に続いて一番手に登場したのは八神純子。大阪交響楽団によるリズミカルなパーカッションと、鮮やかな弦楽器が特徴的な「みずいろの雨」や、今回のフェスティバルで八神自身がどうしても歌いたかったと語った「明日の風」を、昔と変わらぬ麗しい歌声で響かせた。

二番手には透き通る青のドレスを身に纏った大黒摩季が登場。「熱くなれ」「あなただけ見つめてる」「チョット」「夏が来る」と、盛りだくさんのヒット・メドレーで、観客のボルテージも一気に高まった。最後には観客とオーケストラ団員も巻き込み、「ら・ら・ら」の大合唱。パワフルに3曲を歌い上げ、会場全体を大黒摩季カラーに染め上げた。

第1部の最後は、八神純子と大黒摩季によるスペシャルコラボ歌唱、「My friend My proud」だ。この曲は八神が大黒と歌うために作った楽曲で、今回のビルボードクラシックスフェスティバルのためにオーケストラアレンジが書き下ろされたものだ。大黒にとって学生時代からの憧れだったという八神とのデュエットを、互いに噛み締めるよう大切に歌い上げていた。

第2部は、石崎ひゅーいによる躍動的な歌唱から始まった。「さよならエレジー」では、ダイナミックなオーケストレーションとエネルギッシュな歌声に合わせて、照明も激しく演出されていく。菅田将暉に提供した楽曲のセルフカバーとなる「虹」の、一歩一歩踏み締めるような管弦楽の響きと、情熱的な石崎の歌声が観客の心を打った。

石崎に続いて登場した小柳ゆきが、オーケストラが生み出す音の波に乗ってヒット曲「be alive」を歌い出す。管楽器の味わいあるハーモニーと、どこか儚くも力強く歌い上げる小柳のヴォーカルとの組み合わせは圧巻だ。大ヒット・デビュー曲である「あなたのキスを数えましょう〜You were mine〜」では、優しいストリングスの音色と、小柳の情熱的な歌声が交響し、観客の心を大きく揺さぶった。

コンサートの最後に登場した、ビルボードクラシックス初出演となる松崎しげる。真っ白なスーツを身に纏い、涼しげな懐かしさを感じさせるアレンジの「素肌物語」を爽やかに歌い上げる。クライマックスは誰もが知っている代表曲「愛のメモリー」だ。御年74歳というには信じられない艷やかなハイトーンボイスを響かせ、華やかで壮大なオーケストラとともに圧巻のパフォーマンスを見せた。

最後は、松崎しげる、小柳ゆき、石崎ひゅーいの3人のスペシャルコラボ歌唱で、往年の名曲「また逢う日まで」をカバー。本公演でしか堪能することのできない、世代を超えた特別なコラボが生み出す極上のハーモニーに、会場は感動に包まれた。

カーテンコールでは八神純子、大黒摩季も揃い、客席からは万雷の拍手が鳴り響き、「広報担当」の大黒から、能登半島地震の被災者へ向けた募金の呼びかけが行われた。クラシックとポップス、ジャンルや時代の垣根を超え、人と人ををつなぐ音楽の素晴らしさを改めて感じることのできる、ビルボードクラシックスらしさのあふれる一夜となった。


本公演の会場では、令和6年能登半島地震により被災された方々の支援を目的に、災害義援金の募金箱を設置し、義援金を受付いたしました。
ご協力いただきました皆様に心から感謝申し上げます。
皆様からお預かりしました義援金について、下記の通りご報告させていただきます。

【実施日・場所】
2月4日 東京・すみだトリフォニーホール
2月21日 兵庫・兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール
【募金総額】
678,884円

お預かりしました義援金はすべて、ビルボードクラシックスより、石川県が指定する「石川県令和6年能登半島地震災害義援金」の銀行口座へ振り込み、被災地に寄付されたことをご報告させていただきます。
後日、下記の詳細リンクからもご確認いただけます。
https://www.pref.ishikawa.lg.jp/suitou/gienkinr0601.html

被災されました皆様に、心よりお見舞い申し上げますとともに、被災地が1日も早く復旧し、復興へと歩みを進められるよう心よりお祈り申し上げます。

◎公演情報(終演)
【billboard classics festival 2024】
セットリスト
M1 Overture
M2 みずいろの雨
M3 思い出は美しすぎて
M4 明日の風
M5 ヒット・メドレー(熱くなれ〜あなただけ見つめてる〜チョット〜夏が来る)
M6 The Rose
M7 ら・ら・ら
M8 My friend My proud
M9 さよならエレジー
M10 邂逅
M11 虹
M12 be alive
M13 Cry Baby
M14 あなたのキスを数えましょう〜You were mine〜
M15 素肌物語
M16 ただそれだけ
M17 愛のメモリー
M18 また逢う日まで

2月4日(日)東京・すみだトリフォニーホール 大ホール 
OPEN 16:00/START 17:00
2月21日(水)兵庫・兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール
OPEN 17:45/START 18:30

出演:松崎しげる、八神純子、大黒摩季、小柳ゆき、石崎ひゅーい
指揮:齋藤友香理
管弦楽:
【東京】東京交響楽団
【兵庫】大阪交響楽団
 
公演公式サイト:
https://billboard-cc.com/bbcf2024/

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